テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

Overwatch: 240Hzモニター XL2540を買った

Youtubeに上げている動画に対するコメントで「高リフレッシュレートのモニターを使うと追いエイムがしやすくなって, ファラも簡単に落とせるようになる」と教えてもらったので, さっそく240Hzのモニターを買った. Seagullも使っているモニターだ. おそらく日本のプロゲーマーで使ってる人はそんなに多くないと思う. マシンも高スペックだし, かなり良い環境が揃ったと思っている. なお価格は65000円とモニターにしては高いが, ゲームは何十時間いや何百時間もやるのだから, デバイスに全力で投資するのはそんなにおかしいことと思わない.

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE  XL2540 24.5インチ/フルHD/240Hz/1ms

BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE XL2540 24.5インチ/フルHD/240Hz/1ms

画質はLowにした. なぜかというと, GTX1080を使っていてもMediumだと200FPSすら継続的に出すことは難しいことが分かったから. Lowだと240FPS以上を保ち続けることが出来るので, Lowにせざるを得なかった. オーバーウォッチは結構重いのかも知れない.

まず240Hzにして驚いたことは, マウスポインタの軌跡が見えることだ. マウスポインタをくるくる動かすとおそらく60Hzの場合は1cm-1.5cmくらいの間隔で描画されるので, ポインタが飛んでいるように見える. しかし240Hzになるとこの4倍頻度で描画出来るため, 3mmくらいの間隔でポインタの矢印が描かれることになる. これにまず驚いた. おれは60Hzから240Hzに飛び級してしまったので, なおさら驚きが大きかったと思う. ふつうは60Hzのモニターから120Hzか144Hzに上げてすごく滑らかになった!と驚いてから240Hzに上げるのでそんなに驚きは少ないと思う. 原理的に考えても, 60->120ほどの感動を120->240で味わうことは出来ないはずだ.

肝心のプレイにはどう影響したかというと, ソルジャーのヒット率が明らかに高くなった. 特に, PCに移ってきてエイムアシストを失ってから全く出来なくなっていたファラ落としが出来るようになったことに感動した. PS4では60Hzでやっていたが多少のズレはエイムアシストが吸収するためビックリするくらい弾が当たる. しかしPCではエイムアシストがないため, そのような調整はなく, マウスポインタがズレていたら弾は当たらない. PS4時代の悪い癖があったため最初は一切当たらなかったが練習することによって少しは当たるようにはなっていた. しかし今回モニターを変えたらPS4時代とまではいかないがそれに近いレベルで当たるようになった.

なぜかと考えると簡単で, 60Hzでは次の描画の時に17ms後の世界に飛んでしまうのだ. だから動いてる相手には特に当てにくくなる. なぜならば, 追いエイムをする時には描画結果から相手の位置を認識した上でマウスを移動させなければいけないからだ. 仮に実際にはネットワークの遅延などがあったとしても, 相手が17ms後の世界にワープするまでどっちに動いてるかも分からないというのは, 大変不利となる. 一方, 240Hzでは4msに一回描画されるから, その度に微調整をすることがで出来る.

エイムをこのように描画された状態(ないしは1フレーム前との差分)を入力として筋肉を動かす動作だとすると, 1フレーム17msよりは4msの方が学習として良質になり, エイムがうまくなった状態がよりconsistentになると思う. より簡単な言葉でいうと, 240Hzでやるとエイムがうまくなりやすく, うまくなった時には急に調子が悪くなったりしないということだ. なぜかというと, 17msに一回しか描画されないと, 狙って当てる部分はある程度勘や運の要素が入ってくる. これはノイズと捉えることが出来, 学習の質が悪いという理由である. 一方4msならば勘や運の要素は限りなくゼロに近いため, 学習として良質であり, それによって学習されたエイムはいかなる時にも精密性を維持し続ける. このように, 今強くなるためだけでなくプレイヤーとしてレベルを上げる意味においても, 高リフレッシュレートのモニターを使った方が良いと思われる.

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これは今日の最後にやったマッチだ. 先に述べたようにおれ自身はかなりうまくなったのだが仲間がトロールだったため3連敗してしまい, そこから嬉しい一勝を拾うことが出来た. アナではscoped shotで特に240Hzの恩恵を受けてると思った. というのも, スコープを開いてる時にも敵を捉えてるような気がするし, スコープを開いた状態で素早く視点を動かして撃つような場合では, 60Hzでは景色が飛んでるような感覚だったが, 240Hzでは景色は連続していて, 撃つタイミングが合いやすいからだ. 命中率がunscopedで70%, scopedで79%とかなり高いのも, 240Hzにしたことが5-10%ほど効いてるような感じがする. おそらく同様にスコープを使うウィドウメイカーもかなり使えるキャラになったのではないかと思う.

最後に, これは過激な意見かも知れないが, 60HzでPC版オーバーウォッチをやるやつはトロールだと思う. せめて144Hzのモニターを使ってほしい. そうじゃないとエイムががばがばになる. 60Hzで精密なエイムを行うことは不可能だ. 特にソルジャーなどエイムが重要なキャラを使う場合は, 高リフレッシュレートのモニターを使って欲しい. ブリザードは, ユーザのリフレッシュレートに応じてキャラのピックを制約すべきだ. そうすることによってオーバーウォッチはよりe-Sportsとしての魅力を増す.