テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

Overwatch: キーボード操作と人間ってすごいという話

マウサー諸君はまず一度, マウスでプレイしてみればいい. マウスを批判するような精神性のやつはどうせすぐに挫折する.

パッドからマウス+キーボードでの操作に移ると必ず苦労するのはキーボードでの操作だ. もともとパッドの左スティックで自然と出来ていたことが無理やりWASDにマップされているため, こんなもので操作出来るとはとても思えなかった.

まずは練習としてクイックマッチから始めたが, 相手の弾が飛んできてるのは見えているのに避けれないとか, 思うように操作出来ないことでもどかしかったのを覚えている. キーボードは最初はRazer Tartarus Chromaを使っていたのでジョイスティックでどうにかして操作しようとも思ったが, 結局PS4のスティックほど滑らかなものではなく使い物にならないと感じたためキーでの移動に慣れるしかないという結論に至った.

結局, キーボードに慣れるまでに2週間くらいはかかったと思う. もっと若ければ数日で慣れてしまうのかも知れないが, おれには2週間必要だった. おそらく30時間はプレイしたと思う.

実際, マウスでプレイしている人の中ではPC/CSに関わらず, モンゴリアンスタイルといって, 移動はスティックでやり, エイムはマウスでやるというハイブリッドスタイルをやってる人もいる. 有名Youtuberのどんちゃんなどもモンゴリアンを公言している. ただおれはモンゴリアンスタイルはやりたくないと思った. というのもモンゴリアンスタイルをするということはキーボードのボタンの多さを捨てるということにもなるため必然的にマウスにボタンを多くする必要がある. おれはRazer DeathAdderを気に入っているしこのマウスには最小限のボタンしかついていないから, モンゴリアンには向かない. モンゴリアンにするためにエイムを犠牲にするくらいならば血反吐を吐きながらキーボードを練習した方がいいと思った.

少なくともプロプレイヤーの動画を見る限りは, キーボードでの操作は「人間にとって可能なものである」ということは分かった. 手元動画を見ると, 左手が尋常じゃないくらいピクピク動いていて, それはまるでピアノを弾いてるかのようなのだが, おれも人間である以上は練習をすればきっと出来るようになると信じてやり続けた. 自転車に乗るのもそうだし, 人間の順応性というのがかなり高いことはわかっているので, いずれは順応出来ることは分かっていた. 結果として今は, あまり不自由ないくらいには動けるようになった. 正直にいうと移動とかジャンプに関してはパッドの方が直感的でやりやすいとは思うが, 大きな差ではない. ただ, レレレ撃ちが疲れるというのは若干困っているというくらい.

キーボードに慣れると, エイム自体はマウスの方がやりやすいので, アンチマウサー諸君の妄想にあるように無双とまではいかないが以前よりは安定して活躍することが出来るようになる. パッドからキーボードに移ると一時的には弱くなる. それももどかしいくらいに弱くなる. 今までなら撃ち負けるはずがないやつに撃ち負ける. エイムのためには横移動での調整も必要なので, これを失うといくらマウスでのポインティングが精密だと言ってもエイムも悪くなる. だから, パッドからキーボードに移る時には, 強くなるために一度弱くなることを許容出来るかを考えてみるといい.

でもたぶんダメだろう. ほとんどの人は, 強くなるために一度弱くなることを許容出来ない. 特に日本人は, すでに持っているものを捨てるのを嫌う. だから年功序列などというものが未だに存在するし, 例えばケンブリッジ飛鳥がファイナリストになるためにはプロになるしかないと言ってるのに「今あるドームでの安定を捨ててプロになるのはどうしてですか?自信があるんですか?」などという全く的外れな質問をする狂人アナウンサーが生まれる. (おれが日立を辞める時にも「なぜ安定した日立を辞めるんですか?自信があるんですかいいですね」みたいなことを内輪から言われたが, まじでレプロ状態だと思った) 勝つためにはプロになるしかない, そのためには一時的に不安定になることは許容するしかないとケンブリッジは言ってるのあって, 自信は関係がないし, 今がどうとかいうのもたまたま今安定しているというだけの結果論でしかない. そういう精神性だから日本は伝統芸能(アニメ含む)以外のすべての分野で負けていて, 東芝は倒産寸前まで追い込まれているんじゃないかなぁ. しかし東芝にはがんばってほしいと思う.