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テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

オーバーウォッチがFPS入門向けな理由

おれはオーバーウォッチからFPSをはじめて, どっぷり嵌ってしまってわけなんだけど, もし最初にBF1をやっていたら嵌まらなかっただろうなと思う. その理由を説明したい.

FPSをはじめてまず苦戦するのがエイムだ. 最初はとにかく弾が当たらないし, 特にオーバーウォッチのように, 芋ることがほぼ許されず, ほぼランダムに動く相手に当てていなければいけないゲームでは, エイムがカスだとオフェンスとしては全く役に立たない.

マップを暗記しないとうまく戦うことは出来ないし, 各ヒーローの特性も頭に入れないといけない. 特に後者はオーバーウォッチの魅力なわけだから, これを頭に入れないとオーバーウォッチの魅力は半減する.

これらを頭に入れるにはマッチに参加する必要がある. しかしあまりに役に立たないと他の人は不愉快だし, 自分も楽しくないだろう. ただ特攻してぶっ殺されるだけのゲームを何十時間も続けることは出来ない.

そんなNoobなあなたにオススメのヒーローはルシオマーシーだ.

これらは回復専用キャラなのだが, FPSで楽しいのはやはり相手を殺すことだから, ある程度うまくなってくると回復専用キャラのようにひたすら仲間を援護するだけのキャラクターはピックしたくなくなる. 実際にクイックマッチでは, ヒーラーがいないチームというのがよくあって, 全員が内心「誰かルシオピックしろよ」と思っている. そんな時にルシオをピックしてくれる人がいると「ありがとう」という言葉が飛ぶ. それが礼儀作法みたいなところもある.

ルシオの役割は簡単だ. 仲間がいっぱいいるところでぴょんぴょん跳ねて逃げ回り, とにかく生き延びればいい. そうすれば仲間は自動的に回復する. 相手がultを使ってきて味方が全員死にそうな時にはultを使ってバリアを張ってあげれば, それはとても価値のある働きになる. ルシオは攻撃力は高くないが, 弾道が散るため高確率でヒットして, 死にかけの相手ならば削って殺すことが出来る. 仲間が削った相手にとどめを刺してキルを得ることも出来るので, 前線でそういう敵を見つけて殺す役目も担える. オフェンス入門としてもルシオをピックすることは有益だ.

このように, ルシオは簡単なキャラなので, 初心者が使っても上級者が使っても, トレーサーなどオフェンスキャラのようには差が出ない. これが余計に, 上級者がルシオをピックしたくない理由でもあったりするので, ピックしてあげると喜ばれるのだ.

マーシールシオよりは難しいヒーラーだが, このキャラは戦局を観察しながら立ち回る必要があるため, チームの中での動き方を学ぶことが出来る. ビームの回復力が高いため, 弱ってる仲間のところにひゅんひゅん飛んでいって回復してあげれば, かなり喜ばれるだろう.

ルシオマーシーのようなヒーラーをピックすることは, ピック自体が喜ばれるだけでなく, ヒーラーの活躍を評価する仕組みもある. オーバーウォッチは, ヒール量やブロック量など, キル以外の観点を評価する仕組みがしっかりしており, チーム戦が成り立ちやすくしている. 例えばルシオでプレイすると回復量が5000を超えるのはふつうで, たまには1万もいくだろうが, これだけで金メダルが1つもらえる. ラインハルトでブロックしているとブロック量が1万2万いくことがあるがこれでも金メダルがもらえる. 一方でキル数は熾烈で, うまいやつがいて30キル稼ぐと金メダルをとることはなかなか難しくなる. オフェンスをやると, 金だったと思ったらリスポーン中に銀になっていて, むしろ味方を殺したい気持ちになってくることがよくあるほど, オフェンスの中には熾烈な争いがある. このように, システム的にキル数以外の項目をきちんと評価することで, プレイヤーは満足感を得られやすくなっている.

ヒーラーを評価する文化もある. これは, ピックしてくれてありがとうと言うのもあるし, ヒーラーがいたから楽に戦えたということをみんなが分かっているからだ. 実際にオフェンスキャラは往々にして防御力が低いから, ヒーラーが回復してくれることの恩恵が大きいのだ. だから, 30キルしたオフェンスキャラより, ヒーラーがいいねをさらっていくことは日常茶飯事となる. あるいは, 自分もヒーラーを使って評価された時期があるから, それを恩返ししているということも多少はあるかも知れない.

おれもはじめはルシオだった. ルシオを使っていると評価されるから, 楽しくて続けることが出来た. でも今はルシオをピックすることはあまりない. 今はソルジャー76やトレーサーをピックして, 殺戮を楽しんでいる.