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テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

(writeboost report) アップストリーミングの可能性が微レ存

dmtsのスレッドで会話してたら,

  • dm-writeboostはout-of-treeで生きていくことにした
  • 昨日, v1をリリースした
  • ジョーのlinux-2.6のwriteboostは消しといてください

と言うタイミングがあった. するとジョーから,

  • dm-cacheの性能向上を色々試していたけど, これ以上は無理ということが分かった
  • ログ構造化キャッシングを検討しなければいけないなと思っている

と言われた. とりあえず, 今のdm-writeboostで色々実験してみて, それから議論しようということになった.

彼のツリーで色々実験してるのは知ってるので, RH内で要求されてるのかも知れない. もともと, dm-cacheはRHEL7に間に合わせるために強引に入れたと言っても過言ではない側面がある. 実際に, 3.9でdm-cacheが入って, RHEL7は3.10ベースとなった. 性能をより高めることは喫緊の課題なのだと思う. 私は, ログ構造化がSSDキャッシングにとって最高の方式であると思ってるし, 実は彼も, 私がdm-lcを公開した時からログ構造化キャッシングが素晴らしいことは分かっていたのだが, 方式をいきなり切り替えることが出来ないとか色々な理由で, ずっとdm-cacheに投資してきたんだろう.

ただ, 私がログ構造化が最高だと思ってるのは, SSDの寿命に対する優しさと信頼性が根拠として強く, 性能はあまりそれらに比べると小さい. ぎりぎりまでRAM上で情報をためこめて, ログという形の1ライトでSSDにコミット出来る性質が, 大変良いのだ. 性能も良いのは, たまたまにすぎない.

今後, writeboostがアップストリームに入る可能性が浮上してきたが, 私のスタンスとしては以前のように自分から訴求していくことはせず, あくまでも「入れたいなら勝手にお入れ」という態度をとる. あるいはRHにフルタイムカーネル開発者として雇ってくださいですね. あくまでも, 今のGithubレポジトリで管理していくことが本業で, アップストリーミングには自分からはこだわらないことにする. もう自分のプライベートな時間を取られたくない意味もあるので. dkmsでインストールも出来るし, コードもかなり自信があるので, out-of-treeとしてやっていけるだろうと思う.