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テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

(writeboost report) dm-writeboostの今後

ライトブーストのアップストリーム化は数ヶ月前に完全に断念した. 今後私がRHに入ることがあれば, 自分でメンテするという形でライトブーストを入れていきたいとは思うが, それ以外の道ではもうアピールしないことにする. 私はライトブースト以外にも多くのソフトウェアと戦わなければいけない. プロコンとだって戦わなければならないのだ. 時間が足りない.

やはりDMには, テスト用の骨のないターゲットなんかは割りと入る(最近は, IOをトレースするだけのlog-writeというのが簡単に入った)のだが, 本気のターゲットはなかなか入らないのだ. 例えば最近ではdedupがかなり良い感じだったが, パタリと途切れてしまった. ライトブーストの場合は, キャッシュというカテゴリでdm-cacheがすでにいることもあり, アップストリームに入るのは現実的にほぼ不可能だったと思う. 実際問題として, これを私以外の人間が背負うのはかなりのモチベーションが必要だろう. Linux政治においてRHは最強の存在なので, 彼らの都合でものごとが決まってしまうならば, まぁしょうがないとする. 文句があるならばお前もRHに入れ or Linuxから去れということで, 拝承するしかない.

では諦めて, はいライトブーストは棄てるのかというとさすがにそれはない. KVMホストに使ってくれてる人もいるらしく, 保守は続けていく必要がある. 大体, 棄てるのは人類にとって損失とすら思ってる. アップストリーム行きは途絶えたが, アップストリーム向けではなく, 3.13以降(Ubuntu14のカーネル)のカーネル向けにコードの可搬性を高めて, セルフプロデュースしていく道がある. こちらもこちらで面白いものだ.

やることのリストを以下に挙げる.

  • なぜライトブーストを入れると良いのか?ということを訴求するアドミンへのドキュメントが必要. 今は内部構造など, 開発者向けしかない.
  • インストールを簡単にする. dkmsで管理することを考えている.
  • 3.13以降のカーネル回帰テスト出来る基盤を作る. テストはdevice-mapper-test-suiteでおk. 今後も必要なテストはプルリクしていく.
  • キャッシュデバイスの状態を解析するためのソフトウェアを作る. 仮にバグった時に, キャッシュの状態を見れればかなり役立つ.
  • ライトブーストの管理を行うためのソフトウェアを作るかどうかは悩ましいところだが, 今のところNoとしておく. dmsetupの上に被せてもあまり意味があると思っていないからだ. 今のところ, dkmsでインストールをして, 起動時にcronでセットアップを行い, dmsetupで操作を行うという運用を考えている.