テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

(rust report) 1.0に向けてコミュニティの努力

私が半年以上前にRustを書いていた時, そこはまるで粗野だった. 簡単なチュートリアルがあるのみで, それを読んだらいきなり実践, IRCに張り付き, API docを読むしかないという感じだった. C++を学生時代に少しかじっていたので, 所有権に関する理解はいくぶん楽だったが, coreutilsの簡単なコマンドを作るくらいでも, 苦労したものである. そして嫌になって引退した. その時の引退理由は「言語は良いと思うがあまりに粗野すぎてコスパが悪い. 一旦OCamlに移動する」であった.

私はNimを引退し, 確信を持ってRustに戻ってきたわけだが, その理由は1.0に向けて着地直前であることが大きい. 当時は, 数日すぎればコンパイルが通らないなんてことはザラで, その度にうんざりしたものだ. コンパイルが通らないならば直せばいいじゃないかと思うかも知れないが, 事はそう簡単ではない. どう直せばよいか分からなくて困り果てることばかりだった. 新興言語に手を出すということは, 喜びも学びもあるが, 同時に苦痛も伴う.

1.0に近いということで, 言語仕様はかなりフィックスされているはずである. 同時に私が観察したものは, ユーザを取り込む姿勢の強化である. それをいくつか挙げてみようと思う.

Bookという最高のチュートリアル

前はこんなのなかった. これは良い. 英語も平易なのでさくさく読めるしよく作られている. 企業がバックにつくと, 言語開発そのもの以上にコミュニティ整備が進みやすくなる. rustに興味ある人は速攻で読むこと.

http://doc.rust-lang.org/book/

VimサポートがNeoBundleで一発になった

前は確か, どっかのディレクトリに保存されているものを自分でがんばってコピーするとか, そのプラグイン自体も全くマシじゃなかった(indentとかが狂ってたので自分でafter/rust.vimを作って微調整した).

NeoBundle 'rust-lang/rust.vim'

とvimrcに追加すれば完全なプラグインが入る. QuickRunも当然動いた.

インストールが一発

Bookに書いてあることだが, インストール用のシェルスクリプトwgetして, それを実行するだけで完全な環境が手に入った.

まとめると, rustは導入がとても楽になった. 一気に広がるだろう. 勝ち馬に乗ろう.