テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

矯正をする理由

私は, 少なくとも日本の歯科で歯を削ることは自殺行為だと思っている.

いくらかの反省のあと, 30歳になり, 私は歯に気をつけることにした. 一日3回の歯磨き(朝と晩はダイヤモンドクリーンを使っている), 一本2000円のアパタイト入り歯磨きペースト, タイから取り寄せたフッ素入りのリステリン, フッ素入りのコンクールジェル, 再石灰化を促すためのMIペースト. 私はこのケアを一生続ける. 私は年に2-3度の定期ケア以外に歯医者をもう利用したくない. もしするとしても, 自費治療しかしたくない.

疑問に思う. なぜ歯はあんなに安易に削られてしまうのだろうか?ここが虫歯になってるから削ると言われただけではい麻酔しますはい削りますとなる. しかし歯は28本しかないのだ. これはトータルの指の数(20本)と大体同じだ. 指をいきなり削りますと言われたら全く納得行かないだろうに, なぜ歯だと為すがままなのだろうか?しかも歯は2-3度削ると抜髄あるいは抜歯となる.

私が歯科業界に憂いてることはいくつかある. 1つは報酬が低すぎること. もう1つは見栄っ張り金持ちのぼんぼんバカ息子が行く業界になってしまったこと.

前者について. 昨今は個人経営の歯科がままならない状況という. 理由は点数が低すぎるから. ロクに説明もせずにさっさと治療(というか破壊)に移ってしまう理由はまずここにある. ここで提案. 点数を2倍にしたらどうか?そしてクライアントに対して2倍の時間を使ったらどうか?日本の歯科治療は安すぎるから日本人は歯に鈍感でロクにケアもしない, したがってすぐに虫歯になる. こうやって多くの虫歯を低賃金でさばき続けるのが日本歯科医の治療であり, これは悪循環だ. 本来ならば, 歯科点数を高くしてケアを入念にする精神性を植え付けるべきなのである. タバコと同じ理由だ. タバコの正当な価格は一箱1500円である. だから私はもう, 自費治療しかしない.

後者について. なんとこの問題はwikiにまとめられるほどになっている. それほど致命的なのだ.

私立歯科大学定員割れ問題 - Wikipedia

歯科医は経営がままならない -> だから歯科医は人気がない -> 頭の良い人間は歯科医にならない -> 金持ちのぼんぼんバカ息子しか歯科医にならないという悪循環である. もちろん例外はある(麻布高校を出て歯科医になる人間もいる)し, 歯科医の善悪基準が頭の良さだけだとは言わない. しかし, それは明らかメインファクターである. よく, 勉強ばかりしてても不器用な人間いるというが, それは例外に対して僻み根性でケチをつけたにすぎない. 脳を活発に動作させられるということは, 基本的には指も正確に動作させられるということなのだ. 子供の頃にピアノをすると頭がよくなるとかいうだろう?さらに, こちらはより致命的なのだが, 頭の悪い人間はものごとを正しく説明することが出来ない. うざいから殺すと同じ理由で, 悪そうだから削るとなるのだ. エビデンスに基づいた理知的な治療を求める. 本能に基づいて野蛮に削ってはならない.

今のぺーぺーの歯科医は大抵危ない. 特に, 私立歯科学部は完全に危ない. OとかTは完全に危ない. 詳しくは言わないが, これは私の体験談に基づく. これから10年20年後, 彼らが中心となって日本人の歯を削っていくことになると思うとゾッとする. 私は出来れば, 海外に逃亡したいと考えているがそれが叶わない可能性もある. そうなった時, 自分の歯を守るためには, 歯列を完全にして, 完全なケアをする他ない. 私が目指しているのは8020のその上, 8028である. これが欧米の基準. 8020はもう時代遅れなのだ.

では日本の歯科医療はもう終わりなのか?日本人は死ぬしかないのか?いくつか希望はある. その一つは, 新しい治療法の導入である. 個人の技量になるべく依存しない歯科技術を開発することが特に日本にとっては重要といえる. 例としては, 削らずとも虫歯を判定する装置, レーザーでの治療, 3mixなどの薬剤治療などである. このようなものはすでに現場で使われているし, 広く使われることを望む. 詰め物についても, 今主流で行われているのはコンポジットレジンによる補填であるが, これは歯科医の技量に依存しすぎる. では, 外部の技工士に発注する詰め物はどうかというと, これも技工士の技術に依存しすぎるのだ. これに対して最新の歯科治療ではセレックを用いて3Dプリンタのようにセラミックの詰め物を作成することが出来る. 歯科医はこれを歯に合わせて接着するだけなので, 個人の技量差が入り込む余地は少ない. 悪そうだからはい削る詰めるではなく, エビデンスに基づいて説明をし, 治療法を選択出来なければいけないのだ.

私はこういった理由で, まずは矯正をして歯列を完全にする戦略を立てた. 実は矯正については, これは自費治療なので最新機器が導入されやすいという背景があって, 欧米から最新治療がどんどん導入されている. 私が希望するデーモンシステムもその一つである. 専門的なことは分からないが, これは従来の矯正法に比べて顎関節症や歯根吸収などの事故が起こる可能性が低いと思われる. また, 私が行っている医院ではコンピュータによって矯正をアシストするので, なお安全性が高い. マウスピースによる矯正法であるインビザラインは, これは歯型のデータを送るとシリコンバレーにあるインビザライン社で治療計画が計算され, 2週間に一回マウスピースを変更していくだけで自動的に歯列矯正が出来るというものである. 適応症例は限られるが, このように人がなるべく介在しない治療法は望ましい.

歯科業界は, 組み込み業界と同じ臭いがする.