テストステ論

高テス協会会長が, テストステロンに関する情報をお届けします.

(dm-lc report) dm-lcのrenameについて議論をしている

「dm-lcでは何のこっちゃ分からんのでrenameしろ」これがカーゴンの要求であった. 私はこれに理を持って反発することも考えたが, カーゴンも人間であるから, 理でねじ伏せた結果心象を悪くすることは明らかである. ここは友好的な態度をとって「namingというプログラミングにおいてもっとも重要な部分において私たちはセンスを共有している. 設計においても私の設計を信じて欲しい」というメッセージを暗に伝えることにした.

https://lkml.org/lkml/2013/8/30/213

  • まずrenameのissueから片付けたい. ソースコードやドキュメント, Githubレポの変更が必要となる可能性があるから.
  • だけどまずくだらない反論をさせて欲しい. lcには二つの意味がある. 1つはLog-structured Cachingであり, もう1つは私が愛しているアニメ・キャラクターのエルシィである. 言いたかっただけだ. 反省はしない.
  • カーゴンの言うことは理解出来る. 特に将来のユーザにとって, lcという名前は不利になる. これが何を表しているのか察するのは時間がかかるだろう.
  • 特徴や他との違いを明確にすることを狙いにして考えると, logcache, lscache, writeboostあたりが良いと思う. どうかな.

それに対するカーゴンの返答

Another candidate: 'lcache' - contrast with 'bcache

lcacheはダメだ. L商会のようだ. 明らかにセンスがない.

3) writeboost or wboost Concentrating on the characteristic b) but doesn't mention cache.

I quite like that option.

なるほどそういうセンスですか. おれ的に穴馬だったのだが.

しかし冷静に考えるとこの選択肢は悪くない. キャッシュであることを伝えるより, キャッシュソフトとしてのその効果を全面に出した方が今の段階においては得策である. この点で, writeboostは良い. 確かに, ログ構造化であることを主張するのは良いが, 実際問題としてスナップショットやその他, ログ構造化であるが故に得られる利点をすべて実装しているわけではないしその気もない. だからむしろ効果を主張する. SSDスループットの97%を使い切れるというのははっきり言って人外の域である. だから, この点を押し出して差別化を図った方がお得である. 直接の効果としては, ブログやLWNでの紹介があるだろう. 「dm-writeboostなるものがstagingに上がってきた. さてどのくらいwriteが速くなるのか実験して見てみよう」から始まる記事が私には見える.

というわけで私はdm-writeboostで手を打った. しかしカーゴンはこう言う「それは良い考えだ. しかしまぁ若者よ, 焦るでない. 人生は長い. もしかしたらopinionがあるかも知れないから, 1日や2日待ってみようではないか」. いや, その期待が裏切られ続けたからこうして強引にstagingに走り出しているのだが. それにおれはフルタイムのカーネル開発者ではないから, 土日に走らないといけないんだ. そんなあるかないか分からないものにブロックされるのは釈然としない.

が, 半日程度は待ってみようかと思う. インターフェイスの検討なども始めるべきだろうから. 12時間も寝る人間はいないから, 十分だろう.