日本人の歯に対する考えた方は, 「虫歯になったら削ればいい, もうダメなら抜けばいい」だ. いや, だった. しかし最近の10台では歯列矯正をしてる人が増えてきたし, 少しずつ歯に対する意識が変わってきたのかなと思う.
そんな中, この事件は起こってしまった. 本当に健康な歯を削ったかどうかはともかくとして, 根本原因としては説明しないことがある.
おれは以前から, 日本の歯科医は以下の要旨で, 日本の歯科医とは関わらないことが最善だと勧告してきた.
- 日本の歯科点数制度はおかしい. 削らないと儲からない仕組みになっている. 説明にかける時間はないか限りなく短い.
- 日本の歯科学科は偏差値30,40の世界である. 短い時間で端的に説明することは出来ない. 長い時間があったとしても曖昧な説明しか出来ない.
- 説明は必須である. なぜ外科では簡単な手術でも説明と承諾を行うのに, 歯科では行われないのか. 甘えもある.
詳しく知りたい人は以下の記事を読むといい.
説明は以下の観点で行われるべきである.
- 今の状態はどうか
- どういう処置をするつもりなのか
- 処置しないとどうなる可能性が高いのか
その後承諾を取った上で処置を開始しなければならない.
そのためには, これらの手続きに国としてもっと投資してもいい. 理想的には, 歯科医では定期検査が主な仕事となり, 歯の処置は例外となるべきである. 国としてもっとそのように意識改革を推進していけるような財政の使い方をすべきなのである.
しかし残念ながらこの国は首相からしてこの歯並び・状態なのである. 首相からして歯に対する意識は低く, もうこの国には何も期待出来ないのだ. この国は, 国民の歯なんかどうでもいいと思っている. 虫歯になったら抜けばいいレベルのマインドなのだ.
だから, おれは矯正をして歯のメンテをしやすくして, 二度と虫歯にならないように毎日フッ素とMIペーストを使いケアをしているのだ. テストステ論では今後も日本人の歯に対する意識向上をテーマにしていく.